全国的に晴天だった10月19日(日曜日)、第51回秋季日本歯周病学会学術大会に参加してきました。
日本歯周病学会は、春季と秋季の年2回開催です。秋季については、歯科大学を持たない県で開催することで、広く一般の方々に歯周病を知ってもらおうと、主幹校である愛知学院大学歯学部が今回三重県を開催場所に選んだそうです。
場所は三重県四日市市文化会館。地名は四日市喘息で有名ですが、実は東海道五十三次の宿場町として江戸時代から栄えた歴史ある街・・・・とは偶然近鉄四日市駅でお会いした加藤熈名誉教授に教えていただきました。いやはや、勉強になります。
学会前日は、名古屋市内にて北大歯学部第二保存科の現役医局員と若手?OB合わせて16人が集まり、名古屋コーチンのお店で楽しく、そして懐かしい時間を過ごしました。セッティングしてくれた医局同期入局でもある愛知県出身の富田真仁先生、お疲れ様でした。
さて、学会は朝からもちろん参加。午前中は、マイクロサージェリーの動画セッションを拝聴。途中で福岡歯科大学の坂上竜資教授(元北大歯学部第二保存科)に偶然出会い、近況を報告。その後、専門医ポスター発表を拝見し、お昼ご飯を現役医局員と一緒に食べに行きました。
午後はメイン会場でにて、特別企画講演を聴き、そのまま専門医教育講演まで拝聴。「歯周病専門医におけるインプラント治療の視点」という演目で、東京都開業、日本歯周病学会理事でもある小林博先生が講演。来年度を目標に、日本歯周病学会もインプラント治療の指針を発表するとのこと。午前中の専門医ポスター発表、さらには歯科業者の展示会場にしても、ここ数年インプラントを見る頻度がぐっと高くなった感があります。
帰りは近鉄(近畿鉄道)から名鉄(名古屋鉄道)に乗り換えて中部国際空港、通称セントレアへ。屋上にお風呂屋がある空港はなかなか無いので、ここぞとばかりに入浴して帰路につきました。