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アストラテックインプラント講習会に参加

北風が冷たく感じるようになった 11月15日(日曜日) 札幌産業振興センター にて ㈱ササキ 主催による アストラテックインプラント講習会に参加しました。

 

タイトルは、天然歯の審美とインプラントによる審美の比較 です。

 

講師の先生は、東京都でご開業の 行田克則先生です。行田先生は、天然歯における前歯部審美補綴について長年取り組んでいる方で、アストラテックインプラントを使用した前歯部審美補綴のインストラクターもされている先生です。

 

今回は前歯部審美領域における天然歯とインプラントの審美の違いについて講演されました。

 

 

 

 

 

上顎前歯部は、頬側骨が薄く、骨質も脆弱なため、インプラントを埋入する部位としては大変難しい場所とされてます。前歯部インプラントを支える骨を増生させることによって、垂直的に増生された骨により歯肉のボリュームも生まれ、それが綺麗な歯間乳頭の増加につながることを教わりました。

 

 

実は今年の 日本顎咬合学会 第27回学術大会で、同じくアストラテックのランチョンセミナーに登場したのが行田先生でした。その時講演を聴いたのが初めてでしたが、Biologic width (生物学的幅径) について熱く語ってる姿がとても印象的だったことを憶えています。今回の講演でもそのことが登場し、非常に興味があったので、また聞けたことが嬉しかったです。

 

講演の途中で3名の先生によるケースプレゼンテーションも行われましたが、内1人はよく知ってる先生で、症例発表というよりは自身の臨床について熱く35分間も発表してました。まあ色々なお話が聞けたから楽しかったのですが、与えられた時間は15分間だったため、これって如何なものだったんでしょうか?