このブログを通してホームホワイトニングについて色々解説してきましたが、おかげ様で多くの患者様にホワイトニングを体験してもらい、白い歯で過ごせる喜びを体感して頂いています。ホワイトニングについて説明するとき、適応症(第2回を参照)はよく説明しますが、年齢的にいつ頃ホワイトニングを開始したら良いのか、適年齢 を聞かれることもあります。
では、ホワイトニングの適年齢は一体いつ頃かと言うと、自分の歯を少しでも健康的でキレイな白い歯でいたい と思ったときが適年齢と言えます。
歯の表面は、きめ細かい微細構造なため、長い年月をかけて細かい隙間に目に見えない汚れが溜まり、歯は段々と黄ばんできます。20歳代の方と40歳代の方で比較しても黄ばみ具合は年齢がより高い方のほうが強い傾向にあります。もちろん、普段から飲まれてるもの(コーヒー、紅茶、ワイン、タバコ・・・・・)によっても黄ばみ具合は変わってきます。
ホワイトニングを採り上げた女性ファッション誌の影響で、ホワイトニングは20歳代の若い女性が圧倒的に多いと思ってる方が多いのではないかと思います。しかし、切実に白い歯になりたいと思っている年齢は30歳代後半から40歳以降の方が圧倒的に多いのです。そして、生まれ持った自分の歯がある限り、ホワイトニングの適応症であれば、50歳~60歳の方でも適年齢と言えるのです。実際にほりい歯科医院で行なったホワイトニングの最高年齢は77歳の方でした。
しかし、下限はあります。マウスピースを使用するため歯列が完成していない10代はまず適応症から外れます。歯の神経(歯髄)が若いと大きいため知覚過敏症になりやすいことも考えられますので早くても18歳前後が妥当と思いますが、未成年者は保護者の許可が必要になります。